増築したは良いけれど、数年経って分かったこと。

我が家は、中古の一軒家を購入しました。

2階に2部屋の住宅でしたので、子どもが2人いた我が家は、夫婦の寝室・子ども部屋を2部屋欲しいと思い、2階に1部屋、増築をすることに決めました。ちょうど、下が物置となっていたので、物置の上に子ども部屋を1部屋、増築しました。

増築して数年は、とても満足していました。けれども、子どもが大学に進学をし、一人暮らしを始めた頃から、増築した部屋が湿っぽくなってしまったのです。その部屋を使っていないことと、下が物置だったことが原因となり、その部屋の至るところにカビが発生してしまうまでになりました。部屋の扉を開けておいたり、夏場は窓を開けて換気するようにしていますが、それでもダメです。

今は使わない部屋となっているので良いのですが、洋服などを置いておくこともできず、物置部屋としても使うことができないので、結果的に、増築した意味が無くなってしまいました。

我が家の残念すぎるエピソードです。

中古住宅はパッと見た目で騙される?

「中古住宅の難しいところは?」と聞かれたのならば、やっぱり「見極めが難しい」と答えるでしょうね。中古住宅の良し悪しの見極めって、結構難しいものですから。売りに出されている中古住宅がリフォーム済みの物件でしたら、とくに難しくなるとも言えるでしょうね。だって、見た目がカモフラージュされているのですから。

確かに、パッと見た感じが新しくキレイな方が購買欲が起こるというものです。ですから、リフォーム技術も発展している現代ですと、手っ取り早く壁紙のみリフォームされていたりしますので、騙されてしまったりするのですよね。いや、騙すという表現は語弊があるかも知れませんが、しかし「勘違い」はしてしまいますので。

中古住宅は築年数30年を超えたら、慎重に精査しなくてはならないぐらいのことを言われていますけれど、しかしクロス全面張替えがされている物件は、誤魔化されてしまうのですよね。だって、パッと見た感じがキレイですから。

しかし古い住宅は配管などの見えないところにガタがきていたりしますので、リフォーム済み物件にも注意が必要だったりするのです。ですから、リフォーム箇所の確認は、実際に購入をする前に必ず確認をしておいた方がいいでしょうね。