子どもの発想力を生かす方法

子育てをしていると、子どもには大人にはない発想力があるなあとよく思います。大人はどうしても、「これはよい」「これはよくない」といった価値判断をしてしまうところ、小さい子どもにはそれがないのです。子どもの発想力をつぶさないために、できるだけ子どもの目線に合わせるようにしています。

たとえば、休日に外で遊ぶときには、大人目線で提案をせず、子どもの目線で遊びを決めることが多いです。「花を見たい」と言ったときは、公園にお花を見に行き、「走りたい」と言ったときは、広々とした場所に連れて行きます。そのときどきでやってみたい遊びをさせてみて、ルールをきっちりとは決めすぎません。

次の瞬間には前のことを忘れているため、子どもは悩みが少ないのかもしれないなあと思います。遊ぶ方法も紙袋を使ったり、新聞紙を使ったり、おもちゃを使わず遊ぶ体験もしています。とにかく、大人が「ダメ」と言いたくなることを「どうしてダメなのかな?」と一瞬考える方法をとっています。そうすれば、子どもの発想力を生かせる子育てができるような気がします。