うちの子は今小学生ですが、小さなころから何をやっても不器用で、行動も遅く、親としてもイライラすることが多いものでした。幼稚園のころには、トイレの順番に並ぶのも一番後ろ、お片づけをするのも一番最後、となにをするにも行動が遅かったです。
それに加え、運動もできませんでした。歩いたり、走ったり、ほかの子に比べると体力が全くなく、運動会も親子ともの楽しめるものではありません。子供の活躍を楽しみにしているほかの親がうらやましく思ったものです。
これではいけないと思い、マラソン大会や運動会の前には一緒に走る練習をし、習い事では、水泳と体操に通わせました。そうすると、小学校に入ってから、ぐんと運動能力が伸びたのです。
あんなに走ることや運動が苦手だったのに、今では運動能力は中の上と言えるくらいです。つくづく、決めつけてはいけない、この子は無理だ、という考えは子育てに必要ないな、と思いました。子供の能力って無限大なんですね。